KOJIMA PRODUCTIONSの世界を具現化する、様々なクリエイターたち。 
第5回は、クリエイターたちを繋ぐBRIDGE的存在 「プロジェクトマネージャー」にインタビューを行いました。

一人一人の個性を把握し、活かし方を模索する彼らのパフォーマンス。
その裏に、適度なゆるやかさが顔をのぞかせる。

[プロフィール]  
名前:大石聖香(以下 大石) 
ポジション:プロジェクトマネージャー(以下PM)

ゲームをしながら勉強をし、ゲームの開発を支え、ゲーム実況を聴きながら眠る。
ハムスター愛とコントローラーを手に、今日もヘビーなゲーム的日常を進む。

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Q.普段はどんな仕事をしていますか?   

大石: 開発の進捗状況を確認してのコミュニケーションが、大まかな役割です。 

リモート業務でのコミュニケーションサポートやミーティングのフォローに、毎日の作業を担当チームの皆さんが振り返るためのレポート作成などなど。よりよい開発進捗に繋がるようなサポートをさせていただいております。 

 

――PM内の、メンバーごとの役割に違いはありますか? 

大石: そうですね、現在は基本的に「アート」「ゲームデザイン」「プログラマー」「サウンド」等の各チームに、ひとり以上は専属のPMが付く体制になっていて、更に規模が大きい班にはより手厚くフォローするようになっています。 

その中でさらに、毎日の進捗をフォローする班と、影響が他の班に出ているようなところのフォローに回って、タスク管理サポートをする班、その他にも外部と契約のやりとりをする班などなど。PM内でそれぞれの担当カテゴリを分けて、日々協力しながら幅広く対応しています。 

 

Q.では、日々一緒に働いているチームの雰囲気はどんな感じですか? 

大石:  PMチームは、とにかくチーム内の連携がめちゃくちゃに大事です! 

例えばサウンドチームを担当しているPMがプログラマーチームの状況を知りたい時には、プログラマーチームを担当しているPMに状況の確認を行います。
常に担当チームの状況を把握し、かつそれぞれの状況をPMチーム内でも共有。コミュニケーションと責任感が大事なチームです・・・けど堅苦しさは全然無くて、細かいことでも手厚く相談できる雰囲気が、PMチームのウリです!   

定例会議の雰囲気も、最終的には最近遊んでるゲームの話でしめたり…あとみんな猫の話が好きですね! 
最近チームに加わった人も猫を飼っていて、皆も猫好きだから盛り上がって写真を見せ合ったり!…まぁ私はハムスター派なんですけどね(笑)

そんなよく喋り、明るいチームになったのは、チームのリーダーの存在が大きいですね。
接しやすいし、なんでも見過ごせない性格で…めっちゃ大らかな人です!
 

Photo 1_Staff Interview_05

Q. コジマプロダクションへ入社したきっかけは?  

大石:  大学の授業で 「人と人が話し合うことでアイデアはどんどん膨らむ」 みたいな勉強をしていたので、もともと人間の想像力に興味がありました。で、働いていたある日気付いたんです。 「そもそもゲーム業界って、ユーザーに対し 楽しさ をあらゆる方向から刺激することができ、想像力を駆りたてられるクリエイティビティ溢れる現場じゃないか!」と。どうせならそういう現場に挑戦したいと思って、転職活動をしました。

そんななかコジプロにした理由ですが
まず、良くも悪くも "文化" が根付いてしまっていて縛りのある会社は、そういう部分がゲーム制作へバイアスかかるのが嫌だなと思い、候補から外しました。なるべく新しく生まれた環境の会社、かつそれなりに名前と実績のある…で考えると、行きついたのがコジプロでした。

調べれば調べるほど、「インディーズという立場で規模的には大きくなくても、これまでに無いクオリティーで、どこにも無い色を出せるこの会社すげぇな!」と。「ここなら自分の興味、勉強も捗るんじゃないか!」と。会社の魅力に強く惹かれて、すぐに入社を決めましたね。 

 

――PMのお仕事では “ゲームが好きか” を重視しているそうですね。 実際その観点は重要だと感じますか? 

大石:  めっっっちゃ重要だと思います。 ゲーム好きじゃないとPMはなかなか…難しいです。

例えばゲームデザイナーが 「"A" という面白さを追求するために、機能 "B" を追加したい」 のような提案をしてくる場面、ゲームが好きじゃないとスッと落とし込めないだろうなって思いますよ。

ゲーム愛は大事ですね。ここに入ってからもゲームは好きでい続けないとなって思いました。

 

――実際に入社する前の魅力と、入社後に感じた魅力に差はありましたか? 

大石:  私はゲーム業界がはじめてなので、目に映るもの、体験するもの全てが新鮮です。 

入社後に気付いた魅力になるのですが
このスタジオの人たち、もう 「クオリティを上げれるだけ上げろ」みたいな雰囲気が凄くて。それこそTGA2022で出した映像シーンも、締め切りギリギリまでとことんクオリティを上げてました。

クオリティを上げられるということは、皆さんの技術がそれだけ伴っているということですし、そのクオリティを上げるための議論も日々白熱していますし…。

自分が入社前に感じていた印象や魅力を、遥かに上回るくらいのプロフェッショナルな集団なんだと。これは常に感じています。 

 

Q. 応募時にどんなポートフォリオを用意しましたか? 

      ※ポートフォリオ提出は、ポジションにより異なります 

大石:  PMは必須ではないですね。 

でも学校や前職で、"ポートフォリオをまとめる" というのは日常的にやっていたので "今まではこういう経験をしました" を表現するためにも、簡単にまとめてお渡ししました。情報をまとめるスキルは私の持ち味でもありますので。

今も、たくさんのスタッフの状況を整理したり、現状を把握してもらうための情報まとめや資料作りを行っています。
 

Photo 2_Staff Interview_05

Q.コジプロの好きなところは? 

大石:  コミュニケーションが柔軟で良いですね。 

例えば業務で使用しているチャットツール。
誰かの投稿に対し、スタンプだけで反応する人も全然居ますし、そのスタンプもみんな勝手に追加しちゃうし・・・会話グループだって、皆思い思いの趣味チャンネルを作っています。それこそ猫の写真を貼りまくる「猫チャンネル」も! 
あまり制限なく 「悪いことしないならいいよ!」っていうスタンスが、凄く良いなーって。性善説の放任主義が良いです。

だから猫チャンネルに対抗してハムスターチャンネルを "今日" 作りました!ハムスターを語りたい人はコチラへ!!
とまぁ、こういうノリもしっかり出来る空気感が好きですね。

あとは…オフィスが綺麗になりましたね!! 
執務室も、ゲームデザイナーやプログラマー等、各チームが気軽に相談できるような環境になったので凄く良い感じです!それだけでも出社するメリット感じます!
せっかくできたカフェテリアも、もっと使っていきたいですね。 

 

Q.今後のプランなどあればお願いします  

大石:  今は自分が抱えていることがいっぱいあって、自分でパパパッと処理できてている半面…ウチの部署は業界未経験者が入ってくることも多いので、今抱えていることを引き継いで、それぞれ個々のスキルを引き出せるような教育的基盤を整えなければなーと思っています。

「十人十色」という言葉がありますけど、コジプロは特に一人ひとりの色が濃いです。だからこそもっと "人" を "個性" を、チームとして活かせるような、そんな環境整備に力を入れていきたいです。  

それと、個人的な観点だとやっぱり…資料を作らせてもらうことも多いので、そこのスキルアップかな。
今は頼まれて資料作ることが多くなっているのですが、「こういう資料があれば開発も助かるだろうな」ってものを、自分から先回りして「作っておきましたんで!」って言えるようにしたいですね。 

リモートでも社内でも、皆が働きやすいような環境作り。そのための情報提供やコミュニケーションを、もっとしてきたいなと思っています!

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Photo 3_Staff Interview_05

他のインタビューと読み比べることで、チームごとの色が見えてくる。

 

KOJIMA PRODUCTIONSは社員ひとりひとりの個性ある働き方を尊重しています。 

リターンシップ制度はもちろん、リモートワークは地方からのテレワークにも対応。様々な社員が、自身にあった働き方ができるよう取り組んでおります。  
今年度よりオフィスを移転・拡張し、最先端の技術ノウハウが導入された環境で、ともにチャレンジングな作品を創り上げていきませんか? 事業拡大に向け、現在様々なポジションでの応募を受け付けております。皆さまのご応募、お待ちしております。 

詳しくは採用ページへ:https://www.kojimaproductions.jp/ja/careers

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